今回は、PLUM PLANの設計に関する取り組みについてお届けします。
普段は熊本を中心に建築施工をメインに事業をしておりますが、今後は建築設計にも力を入れたいと思っています。
また施工する上でも、設計を理解していることでスムーズに工事が進むというメリットもあります。そういうこともあり、九州の設計士が集まるコミュニティーに定期的に参加することを大切にしています。
この会は、普段なかなか横の繋がりを持つことがない設計に携わる方々が、それぞれの作品や考え方を共有する場であり、互いに切磋琢磨することが主な目的です。
前回は、福岡の設計士の方々が、熊本で設計された現場を見学されて、次の日は、福岡の設計士の方々が現在計画・進捗している現場の内容を熊本の設計士向けにプレゼンする、という機会がありました。その時には20名ほどの人達が参加しました。
それぞれが自分の仕事に信念やプライドを持って取り組んでいる方たちばかりで、素晴らしい事例の紹介には色んな気付きがあります。一般的には、それぞれのこだわりが大切にされる職種が故に、なかなか情報交換をする機会が少ないと思われます。しかし、今回のように集まる場を設けることで『横のつながり』が生まれていくと思います。
これは、仕事をする上で非常に大切であり、困った際や迷いがある時に気軽に相談できる仲間ができることは、設計士本人だけでなく、お仕事を依頼した方の作品のクオリティも高められるという各方面のメリットが考えられます。
もちろん設計というのは技術面が重要ですが、クリエィティブな要素を求められることから孤独感を感じる場面もあります。そんな時に一緒に相談出来たり、取り組めたりする『横のつながり』はとても大切だと考えています。
今後は、この方々とともに海外への視察なども検討しています。こちらは親睦を深めるとともに、作品に触れる際に様々な人と意見を交わすことで新たな発見に繋がると思います。
建設という業界は、沢山の人たちが関わりあいながら作品を造っていきます。今回の取り組みを通して、さらにPLUMPLANの可能性をひろげていければと思っています。
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